福岡県建築士会会長
田村 弘

会員の皆さん本日は平成16年度総会にご出席頂き有り難うございます。また特に遠路ご出席の皆さんには心から感謝申しあげます。本総会は恒例により持ち出しで筑豊ブロック飯塚支部の主管により会場設営等用意万端のお世話をして頂き開催される運びとなりました。飯塚支部に対し厚くお礼申し上げます。顧みますと平成8年に本会通常総会をここ飯塚コスモスコモンで開催しました。その時のエキスカーションで石炭で有名な伊藤傳衛門氏の旧邸と全国的に有名となった嘉穂劇場の見学を致したことが昨日の事のように思い出され月日の経つのが非常に早く感じられます。さて本年度は財政再建という大きな使命の下にひたすら運営に取り組んで参りました。理事の数、役員手当の削減等試みましたが、その効果は焼石に水の状態で前途は多難と推測致しました。そこで昨年の11月に財政再建特別委員会を設立し、当委員会から貴重な答申を頂きました。それによりますと、「財政は会運営の基盤である、従って経常収支と経常外収支は明確に区分し、その収支のバランスをチェツクしながら結果的には収支が0又はプラスとなるのが健全財政の建前である」との答申を頂きました。そこでこの答申を真摯に受け止め会員減少、委託業務費の削減、税務関係等財政を取り巻く諸問題を抱え、ひたすら試行錯誤しながら本日までやって参りました。その間事業費や管理費の削減に努め委員会活動や事務処理等の面で大変なご不満やご迷惑をお掛けいたしましたことを甚だ申し訳なく思っております。お陰で予想された負債も僅少ではありますが黒字に転じたことは喜ばしいことで、偏に会員各位の絶大なご協力のお陰と深く感謝申し上げる次第です。
しかし乍ら本会の現状を考えて見ますと、収入減の不安要素は多くても収入増の明るい保証は何一つありません。その上継続能力開発(CPD)専攻建築士制度、地域貢献活動等対社会的事業は年々活発化し、本会の健全財政維持と運営の合理化は避けて通れないただ一つの道であると思います。この時に当たり広く会員各位と共に議論し考えるべき時期が来たのではないかと考えます。本日の総会は予算決算等に関する重要議題が提案されております。何卒よろしくご審議下さるようお願い申し上げまして私のご挨拶といたします。