福岡県建築士会会長
田中 英樹



 福岡県建築士会会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。

 昨年はCPD制度推進及び専攻建築士制度確立にご協力戴きありがとうございました。お陰様でCPD参加者は720名となり、専攻建築士登録申込者数も当初予想の200名を大きく越えて318名に達しました。これはCPD委員会、専攻建築士制度特別委員会及び県下16支部の支部長並びに役員の皆様の活発な啓蒙活動により、専攻建築士制度への理解が深まっていたからであります。また今回の構造計算偽装問題が建築士への信頼性を根幹から揺るがし、消費者に大きな損害を与える社会問題になったことに対しての危機感の表れでもあると思います。

 1月6日には連合会の宮本会長が北側国土交通大臣に対し、わが国の建築士制度改善にむけて(@違反行為の罰則強化、A設計監理実務者の士会入会の義務化、B建築士の登録更新の義務化、C建築士の専門性の制度化D管理建築士の責任の明確化E受験資格の実務経験の適正化F賠償責任保険加入の義務化)の提言を行いました。

 年内に建築士法の改正は必ず行われると思いますが、今年こそ、消費者の立場に立った抜本的な士法改正がなされるとともに、真面目に努力をしている建築士が報われ、希望の持てる良い年になりますよう、心から祈りたいと思います。