建築士試験業務委員会 委員長
柘植 成光

 毎年、全国一斉に建築士の試験が行なわれ、多くの方が建築士を目指して挑戦している。

 建築士は、木造建築士・2級建築士・1級建築士と3部門あり、受験するためには、それぞれに学歴や実務経歴年数が必要なので、受験申し込みの際に、卒業の学校(学科)・実務 経験内容と年数が充分かどうかについて書類審査される。この受付が、木造と2級(H.16年1,900名弱)が4月に、1級(同 2,100名弱)は5月に行なわれる。(日程は別表参照)

 この受付の書類審査業務と試験当日の監理業務が、当建築士会に、建築技術教育普及センターから委託されている。このため、受付関係で延べ100名、試験では4日で延べ150名の会員の協力が必要である。受付業務は曜日により来場者数にムラがあり、平均処理数で人員 配置をしていても、結果として長時間待たせてしまう日がそれぞれに2〜3日生じてしまう。1級は昨年から、木造・2級も今年からインターネットによる受験申し込みが可能となった。

 しかし、全体的な受験者数の減少傾向に加えて、この方法により来場者がどれ位減るのか?予測が難しく、人員配置は勘頼りである。

 受付の審査時間を少なくするためには、審査のあり方・実務内容の判定などに思い切った変換を検討する必要があると思う。担当の各会員にはいろいろと苦労が多いことだが、何はともあれ、私達に続く後輩の卵の誕生という社会貢献であり、願わくば建築士会に加入する

 建築士が沢山合格することを祈りながら、この受託事業が当建築士会の財政に多大な貢献をしていることにも大きな意義があると思っている。
最後に、この業務が毎年スムーズに執行されているのは事務局の練達な作業に負うところが非常に大きいことに感謝している。

平成17年度の試験予定表

  受験申し込み受付 試 験 日
インターネット 会場持参 学 科 製 図
2級建築士 4月1日(金)
〜8日(金)
4月11日(月)
〜15日(金)
7月3日(日) 9月25日(日)
木造建築士 (1級・木造)
 7月24日(日)
(1級・木造)
10月9日(日)
1級建築士 4月18日(月)
〜28日(木)
5月9日(月)
〜13日(金)

建築士試験業務委員会 委員長
柘植 成光

 住宅をはじめ、学校・事務所・店舗などのほか、私達の日常生活を送る上で大事な建築物は、その誕生(計画・設計)から健康診断(維持管理・補修などメンテナンス)を 経て最終を迎える(解体・除却)までを、安全に、便利に、格好よくあり続けるようにと、育てられていくのを期待しています。この期待に応えて、私達建築士が一生かけて臨むことができる、こんな重要で素晴らしい仕事はほかにありません。
 こんな建築士の仕事をしたい方、建築士試験に挑戦してみませんか?建築士になって、私達と同じグループの一員として、社会にも貢献できる充足感と誇りを持ちましょう。

 建築の仕事といっても、分野が広く、規模も様々ですが、「一級建築士」を取得すれば、規模の大きさに拘らず、全ての建築物の「設計」や現場の工事監理の仕事に携わることができますし、小規模の建築物だけの仕事なら「二級建築士」や「木造建築士」の資格があれば充分可能です。
この資格をとるためには、「一級建築士」は国土交通大臣の、「二級建築士・木造建築士」は県など知事の行なう試験に合格し、登録しなければなりません。(試験に合格しただけでは建築士と名乗ることはできません)

 試験は、(財)建築技術教育普及センターが一括して委任を受けており、試験の申し込み受付けが県建築士会に委託されていますし、試験監理も建築士会の会員に任命されています。建築士会は、建築士のためにいろんな事業を行なっていますが、建築士を目指す人達のためにも、このような試験申し込み受付けや試験監理の仕事も会員が行なっています。試験は年1回で、一級・二級・木造ごとに、学科試験と製図試験があります。

 スケジュールは下記のとおりです。貴方の努力で、実を結びましょう。

申込み受付け 学科試験 製図試験
木造建築士 4月 7月 10月
二級建築士 4月 7月 9月
一級建築士 5月 7月 10月

※申込み用紙は、事前に建築士会で配布しています。

(詳しいことは、県建築士会の事務局にお尋ね下さい。 TEL 441-1867)

 この委員会は、県建築士会が、(財)建築技術教育普及センターの委託を受けて、建築士の試験を受ける方達の受付けと学科試験や製図試験の全体管理を受け持つものです。
 5月末日の総会を待たず、4月の新年度早々に木造と2級の受験願書の配布が始まって、その受付審査業務があり、5月には同じく1級の受付業務、暑い夏の盛りに2級の学科試験、同じく木造と1級、秋にはそれぞれの製図試験と委員会の委員のみならず事務局職員の方々をはじめ多くの会員皆さんの熱心なご協力を得て実施されています。
 毎年多くの受験者があり、国の重要な業務なので受付け審査や試験監理に遺漏のないように努めております。そして私たちの後を継ぐ堅実な建築士が沢山育っていくように願っています。


建築士試験業務委員会活動計画

 一般の委員会は、5月末日の総会で新年度事業計画の承認を受けた後、委員会構成、具体的な事業計画を決定して活動が始まるのだが、当委員会は、国からの受託事業であり、全国一斉に行われる学科試験・製図試験の日程から、新年度4月早々には、木造と2級の受験願書の配布が始まる。従って、本文の発行時には、業務の殆どが終了していることをご了解願いたい。
 2級の受験日程と3週間程ずれて1級の受験日程となるが、木造は受付けは2級と一緒で試験日は1級と同日である。
 なお、県内受験者の試験は、いずれも福岡市で行われるが、願書の受付け審査は北九州市でも行われる。
 これらのスケジュールが綾織りのように進行していくので、膨大な準備や整理にベテランの事務局職員の作業に負うところが大きい。又、5日間の願書の受付けでは、多数の申し込み者が殺到し、昼食の時間もままならぬなかで受験資格のチェックに神経を消耗する窓口業務や、試験日の監理業務に多くの会員の方のご協力が欠かせない。
 以下に本年度の試験日程を示す。