「関門景観ウォチング」実施報告

研修委員会
久保 直

 平成13年10月3日に施行された「関門景観条例」の届け出が平成16年8月より開始された。この機に条例を共有する福岡県建築士会北九州支部と山口県下関支部合同で関門景観のすばらしさを再認識することがこの「関門景観ウォチング」の目的である。
 平成16年11月23日、北九州支部35名下関支部39名総勢74名(バス2台)でまる1日かけて次のコースをウォチングして廻った。

 大里地区区画整理ゾーン
   ↓
 海峡ドラマシップ周辺
   ↓
 ハイマートより展望
   ↓
 火の山より展望
   ↓
 山陽ホテル
   ↓
 唐戸周辺

 そして最後に下関市による関門景観条例のレクチャー、春帆楼(鯨料理)での懇親会と充実した密度の濃い一日であった。
 後日、行なったアンケートの結果をまとめたところ、興味深い傾向が浮かび上がったのでここに述べておく。

  • 気持ちの良い空間に身をおき対岸の景観を楽しむことが大事である。これが関門景観の醍醐味かもしれない。
  • 歴史的建造物は景観に寄与しているとの共通評価を受けるが、最近建てられた建築物は評価が分かれる。
  • 景観を阻害している要素は中高層のマンションと安易な様式の誤用である。

 これらの貴重な意見の中に今後の両建築士会の行なってゆくべき活動の指針が多々含まれており、来年度は目標を絞り込んだ活動を企画中である。

 その他の支部活動
  11月28日 支部ソフトボール大会 90名参加 
  2月13日  支部ボーリング大会  85名参加 

技術委員会
佐々木 雄一

北九州支部技術委員会主催で
生コンクリート工場見学会を開催しました。


日時:7月10日(土)14:00〜15:30
場所:麻生中間生コンクリート株式会社 若松工場
参加者:13名

内容としては以下のようなものでした。

1. 用意された資料の説明
2. 骨材サイロの見学
3. セメントサイロの見学
4. ミキサーの見学
5. 管理室での指示、制御の見学
6. 試験室で試験練、圧縮強度試験の実演

 やはり百聞は一見にしかず。現実の様子を見られた事は貴重な体験でした。コンピューターでの管理体制が行き届いており、品質の確保に対して信頼できると感じました。

 見学会当日、工場が稼動しているにもかかわらず多数の方々に協力して頂きました。関係の方々に深くお礼申し上げます。



町づくり委員会
岡松 孝則

町並み見学ウォーク
「門司海岸地区の近代建築物の遺産をたずねて」

5月16日、北九州市門司区の海岸沿いに散在する近代建築物や、関門の景観を歩行者の目線から今一度確認し、これからの町づくりに積極的に活用していこうとの主旨から今回の「町並み見学ウォーク」開催されました。
小雨のふるなか、総勢27名の参加をいただき午後一時に門司港駅を出発。天候により一部予定のコースを変更し、三々五々海峡ドラマシップまで徒歩で移動、館内に造られた大正時代の門司港の町並みを再現した「海峡レトロ通り」を見学しました。その後、アサヒ協和発酵酒類製造まで移動、日ごろ入れない工場内の海岸からの下関側の景観や、レンガ造の同社の倉庫群を見学、さらにここから旧日本製粉門司工場原料倉庫が間近にみられると同時に、その奥の同社の工場(木造、鉄骨造の混構造6階建)の解体風景もみられ、近代建築物の保存、解体の2つの側面がまちづくりに与える影響について考えさせられました。
さて、最後はサッポロビール九州工場の事務所と醸造棟の見学、そして同社の倉庫の内部を見学しました。天候も悪く予定の建築物全てを回ることはできませんでしたが、これからのまちづくりを考える上でよい機会になったのではないかと思います。


旧日本製粉門司工場原料倉庫


旧日本製粉門司工場の解体風景


サッポロビール九州工場倉庫の前にて記念撮影



北九州支部今後の行事予定
技術委員会主催 コンクリート工場見学会
日時:平成16年7月10日(土)14:00現地集合 定員:20名
場所:麻生中間生コンクリート(株)若松工場 若松区安瀬66-16
コンクリート工場の施設案内と生コンの受注から出荷までの行程を見学します。

■会員委員会主催 北九州支部囲碁大会
日時:平成16年8月21日(土)9:30集合 10:00開始 定員:20名
場所:北九州パレス 小倉北区井堀5-1-3



活動状況と
今後の計画


県組織にリンクした委員会組織が平成15年度からスタートし、その中でそれぞれが程度の差はあるものの、主体的に活動しています。具体的には以下の通りです。

■企画委員会:
特に賛助会員の勧誘を図るべく、会社訪問を実施。徐々に成果あり。

■総務委員会:
行政との連携や方向示唆等により各委員会活動の活性化を促進中。

■会計・事務局:
収支状況を睨みながら各事業企画の目配り中。

■広報委員会:
支部ホームページの立ち上げに向けての研究中。

■総務委員会:
行政との連携や方向示唆等により各委員会活動の活性化を促進中。

■技術委員会:
重要文化財西日本工業クラブの見学会開催。レベルアップ講習会開催。宿場街「木屋瀬」見学などによる委員間の交流。16年度は古民家再生についての調査研究を指向。

■法令委員会:
シックハウスに関する講習会の開催。

■研修委員会:
関門景観条例制定に伴う下関市建築士会との交流及びその地域の町並み見学会を行政とも相談しながら企画推進中。(今年の秋を想定し体制作りを検討中)その他、数度の委員会開催により、相互の意見交換を重ねると共にその中で全国大会参加対応策を検討中。

町づくり委員会:
上記同様、関門景観条例制定に伴う門司周辺の「町並み見学ウォ−ク」を企画(5月16日12:30〜)。現地事前調査を踏まえ実施案作成。
現在参加者受付中。(案内、企画案 別紙)他支部からの参加歓迎。
詳細は事務局へ(TEL093-693-8819)
その他、会員間の研修として若松地区のレトロ建築見学会を実施。

■会員委員会:
会員間の親睦・交流及び勧誘を基本にゴルフコンペ

 

今年もよりステップアップを狙って計画中。

■青年委員会:
全国,ブロック、県,支部各方面で活動実績。(建築士の集い佐賀大会で発表)地域ボランティア活動はレディース委員会と共同で史跡「猿喰新田汐抜き穴」の清掃や“スマイリングサン2003”活動として草刈、芋掘りなどを実施。
□青年交友会:カラーセミナーを実施。

■レディース委員会
同上。
基本的には青年委員会とリンクして活動。また市主催の「女性のための市民建築大学(1回/週×5回)」で講師役として活躍。全国大会で活動内容を展示し受賞。

親善ソフトボール大会について

11月9日、前日からの雨も関係者の祈りが通じたのかなんとか回復し、無事北九州支部のソフトボール大会が小倉北区の「延命寺臨海公園」で行われた。


 

今回は、前年までの県大会の予選という位置づけではないため、職域対抗と銘打って、各区の選抜チームや設計事務所、青年部チームなど合計6チームが和気あいあいのなかでプレーが行われた。特大のホームランや、プロ顔負けのスーパー守備が見られるなど、日頃の運動不足を感じさせないプレーの続出でした。(特に50代の会員の活躍?がすばらしかった)

 

スポーツの後は、日曜日ということで多くの家族連れと共に焼肉や焼きそば、鍋汁など盛りだくさんのメニューのバーベキュー大会で締めくくり、大変楽しい1日でした。お手伝いいただいた関係者の皆さんに感謝!
(さて、来年の企画は何にしようかな…)


今後の予定

平成15年度建築士会北九州支部 新春ボーリング大会について
日時:平成16年1月25日(日)
時間:14:::3
場所:紫水会館北九州ボール
※ゲーム終了後場所を北九州第一ホテル1階 味処日向路に移して、表彰式及び懇親会を行う予定です。

---会員委員会---

平成15年度
活動報告

建築士会副会長/北九州支部長
下畑 洪三


私共を取り巻く環境が一時代前と大きく変化し、それに伴って深刻な社会問題も発生している昨今ですが、突き詰めていくとそこに建築士の果たすべき役割が意外に多いことを実感させられます。といっても一個人では小さな力で何もできません。しかし数人集れば僅かな流れになり、それがやがては大河になる可能性も含んでいます。ここに個人の集りである建築士会の存在意義があると考えています。
活動はあくまでもボランティアの精神で何らかの形で社会に貢献することです。そしてその活動を通じて交流を深め、自己研鑽に励むことができたら最高です。何かに「人の最高の喜びは他人を喜ばせること」とありました。この考えに沿って動きやすい組織作りと熱意ある人を前提とした人選を行いました。今動き出したところですがきっと数年後には確たる流れになっていると信じています。その為にも特に若い人達への呼びかけを強めていきたいと思っています。


活動状況及び今後の計画
県組織にリンクした委員会組織を作り、その中で各人が主体的に活動していくことを基本スタンスとして、現在取り組んでいるところです。
具体的には以下の通りです。
■企画委員会:特に賛助会員の勧誘を図るべく、その意義等を整理した上で効率的方法を検討し、現在展開中。
■総務委員会:各委員会活動を容易にする環境整備や方向示唆等により進行中。
■会計・事務局:収入見込みに伴う各事業企画の見直しとガイドラインの提示等により進行中。
■広報委員会:支部ホームページ゙の立ち上げに向けて会員間のノウハウを模索しながら取組中。
■技術委員会:その方向及びアイテムの整理をしながらまず行動を開始。(具体的には重要文化財である西日本工業クラブ及びその改修時ビデオの見学会企画)
■法令委員会:法令改正時に市と協力しながらその徹底を図ることを基本方針として活動中。特にシックハウスに関する講習会は大盛況であった。
■研修委員会:やるべきことを定期的に意見交換しながら海外(イタリア等)及び国内(桂離宮等)視察研修を研究中。
■町づくり委員会:市内ウォッチングを企画中。その結果に基づき市を引き込んで当面やるべきことを整理する予定。
■会員委員会:会員間の親睦・交流及び勧誘を基本にゴルフコンペ゚、ソフトボール、ボーリング各大会を企画進行中。(一部すでに実施)
■青年委員会:全国,ブロック、県,支部各方面で活動実績を残し、地域ボランティアも含めて現在着実に展開中。特に今年度は九州での全国大会に向けてリーディング中。
■レディース委員会:同上。基本的には青年委員会とリンクして活動中。また9月30日より始まる市主催の「女性のための市民建築大学(1回/週×5回)」で講師役として準備中。