柳川支部 青年委員長
藤岡 敬記

 現在、建設業界を取巻く状況は決して好調ではありません。不況の波を最も受けやすい業界のひとつであり、景気がやや持ち直しつつあると報道されておりますが、まだまだ地方までは浸透してないのが現状のようで、倒産又は廃業等の声が廻りでも聞こえてきます。その事とあいまって柳川支部も、士会員減及び高齢化という問題に直面しています。  柳川支部青年委員会の今後の目標としまして、まず「現在建築士会に入会はしているけど事業やイベントに参加したことがない方」に、出会いの楽しさ・活動の充実感を実感して頂く事業を推進し、また、未加入若年建築士の入会の動機付けとして、あらゆる情報源として建築士会の会員であったがよい必要性などを説明して、積極的に勧誘し会員増につなげたいと思っています。

松林 茂光

肥後街道町並み修景
 
大川市小保・榎津地区では毎年4月上旬に「肥後街道宿場を歩く」というイベントが行われている。

 柳川藩の小保と久留米藩の榎津地区の藩境に位置するこの地区は江戸時代、肥後から肥前に抜ける肥後街道の宿場町であった。現在も神社や寺が多く点在し、国指定重要文化財である旧吉原家住宅をはじめ、市指定文化財の高橋家住宅など江戸時代に建立された建造物も数多く点在し歴史的な町並みを感じさせる地区である。
 しかし、数カ所の文化財を除き、現在まで計画的な景観に対する整備等が行なわれておらず、時代の中に消え去ろうとしている歴史的価値のある建造物も少なくない。歴史を刻んだ建物が味気のない壁材で覆われたり、放置され朽ち果てていくのを見るにつけ、点から面整備への移行を早急におこなう必要性を感じてきた。
 このような現状をふまえ、現在、私の所属するまちづくり委員会であるNPO法人「大川未来塾」では、この地区の歴史的重要性を訴え大川市の財産として、町並みの修景や整備をどのように実施すべきかを検討し提案するという事業を行っている。
 これまで何度か市民参加型のワークショップを実施し、様々なすばらしい意見が出されている。今年は、これらワークショップの集約に加え、私たち建築の専門家である建築士の目で見た町並みの修景・整備の提案をまとめる事が出来ないかと考えている。
 そこで、建築士会柳川支部の会員を主体にワークショップを行い、この地区を歩きながら個々の建物にデザイン的なチェックを入れ、サイン計画も含めた面的整備の提案やアドバイスが出来たら素晴らしいと思っている。
その時代々に私たち建築士の果たすべき社会的な役割があるとすれば、この町並みはまさに私たち建築士の出番を、今や遅しと待っているのではないだろうか。

筑柳川支部長
永尾 政一

 建築士ふくおか秋号発刊されます事に対し心からお喜び申し上げます。
 さて、私はこの度、はからずも(社)福岡県建築士会 柳川支部の5月21日の総会で支部長に就任いたしました。これもひとえに会員各位の暖かい御支援と御協力のたまものと心から感謝とお礼を申し上げます。顧みますと、私は、昭和44年4月1日に(社)福岡県建築士会 柳川支部に入会し、同好会活動のもと財務技術研究委員及び副支部長を勤めて参りました。今回、柳川支部長に就任致し大変光栄に存ずると同時に責任の重大さを痛感致しております。何分にも浅学非才の身で能力不足ですが、支部長をお引き受けした以上は歴代の支部長様方々の後跡に対し汚すことなく一生懸命に会の発展に頑張る所存であります。幸いにて、柳川支部は各副支部長をはじめ委員会構成の委員さん共に会員の皆様の御協力と御理解のもとで大いに活躍出来る環境作りをめざしていきたいと思っています。
 今後、さらに多様化と高度化する環境改善取り組み時代のニーズに合わせて、建築士の資格 資質と能力の向上を図り、魅力あふれる支部作りと社会的な信頼をより一層会員各位の皆様方の支えを宝として一致団結をはかり、(社)福岡県建築士会はもとより柳川支部の発展に身魂を傾注し、一生懸命頑張りたいと思っています。どうか今後とも、何卒御協力と御支援を切にお願い申し上げ、挨拶の言葉と致します。