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(社)福岡県建築士会 会長
田村 弘
新しい建築士像
私はこの度、伝統ある(社)福岡県建築士会第七代会長に就任いたしました。浅学非才ではありますが、会員各位のご支援、ご協力のもと、共に会の運営に一意専心頑張りたい所存であります。
私はまず基本方針として会運営の健全・活性化に務め、有能な若い会員の活動の場を広げたいと思っております。戦後の復興期に建築士法が施行されてから、既に50有余年が経ちました。その間に目まぐるしい社会の変遷、技術の進歩、専門分野の分化等により建築士制度を取り巻く環境は決して楽観できないものがあり、士法の運用もこれに対応しきれないようになっております。そこで、ここ数年来この建築士法を補完すべく、独自に日本建築士会連合会を中心に自主的に継続能力開発と専攻建築士両制度の創設に向かって鋭意審議中であります。建築士の独占業務である建築設計、工事管理業務に対しては多様化した専門分野の技術者を統括する立場として、またその他の専攻建築士としては自己の専門職能を社会に開示し、市民に建築士制度を分かり易く啓蒙しながら、幅広い基礎的素養と高い専門能力、そして健全な職業倫理を身につけた「新しい建築士像」を形成すべく、ここ数年は大きな過渡期に当たり、試行の時期であると言えます。
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