公益社団法人 福岡県建築士会

お知らせ

建築士会

屋根の改修に係る設計・施工上の留意事項と建築法上の取扱いについて

2023.4.5

(公社)日本建築士会連合会より国土交通省から屋根の改修に係る設計・施工上の留意事項と建築法上の取扱いとについての周知依頼がありましたのでお知らせいたします。

【屋根の改修に係る設計・施工上の留意事項】
屋根ふき材のみの改修を行うなど、法第2条第 14 号に規定する大規模の修繕及び同条第 15 号に規定する大規模の模様替に該当しない屋根の改修を行う際には、確認申請は不要である。
その際、当該改修後の建築物が構造耐力上安全であることが明らかな場合には再度、壁量計算や耐震診断等を行う必要はなく、構造耐力上安全であることが明らかでない場合には、壁量計算や耐震診断等により安全性の確認が必要である。

【屋根の改修に係る建築法上の取扱い】
屋根ふき材のみの改修を行う行為は、法第2条第 14 号に規定する大規模の修繕及び同条第 15 号に規定する大規模の模様替には該当しないものと取り扱って差支えない。
また、既存の屋根の上に新しい屋根をかぶせるようないわゆるカバー工法による改修は、法第2条第 14 号に規定する大規模の修繕及び同条第 15 号に規定する大規模の模様替には該当しないものと取り扱って差支えない。

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